【デスラバ】7巻の内容ネタバレと感想

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7巻 本編ネタバレ

リア獣の正体

6巻で藤代たちはリア獣に襲われていましたが、なぜかそのリア獣は藤代の名前を口にして逃げ出しました。しかし藤代は1巻で登場した友人・高山であると確信しており、何度もリア獣に向かって名前を呼びます。……やはり、そのリア獣は高山。

もう1体いたとんがり頭のリア獣に襲われそうになったところを助けてくれたのです。そしてそこへ仲間たちもイチャイチャして貯まったポイントを使って手に入れた拳銃で駆けつけてくれます。そんな中、藤代の様子をえなは静かに見つめていました。

記憶喪失の洋子

前回、崖から落ちそうになったえなを助けるため洋子は自分を犠牲に崖の下へ転落し、生死が不明な状態でした。すると大きなけがもしておらず島へと戻ってきましたが、崖から落ちたことが原因か記憶を失っていたのです。

最悪なことに遭遇したのが鎌田ということもあって、洋子は記憶喪失を利用され彼の性奴隷にさせられます。加えて誰にもバレないよう洞窟に閉じ込め、自分のことをご主人様と呼ぶよう命令する鎌田。……ゲスの極みです。

風祭が童貞の理由

2巻で看守の絵里奈が風祭には何かあると踏んでいましたが、ようやく彼の素性が分かりました。藤代に対して男にもかかわらず性技を何度も繰り出し、彼を簡単に墜とすテクニック……同性愛者だったのです。だから女性との経験が一度もない童貞だったんですね。

えなの恋の自覚

7巻では、えなが男嫌いである理由の根源が幼い頃の家庭環境にあったことも判明します。藤代が何度も発する無意識の勇ましい言葉に惹かれ、これまで感じたことのない胸のざわつきが彼女の中に芽生え始めていました。しかし一度も恋愛をしたことがないえなにとって、これが恋であるとは気づきません。

藤代の身体に触れるだけで力が抜けてその場に崩れ落ち、鎌田によってお前は藤代に惚れているんだと自覚させられます。恋を知ったえなは、さやかもいる前で藤代に告白!後に私とセ〇クスしようと、あれほど男を拒絶していたのに自分から誘います。ちなみに今回、男女の中から1人死人が出ました。

7巻 感想レビュー

7巻はリア獣の正体が高山であったり、洋子の行方であったり、風祭の素性だったりと気になっていた事柄の多くが解消しました。ですが、えなが藤代に惚れるシーンで全てを持っていかれた感じです。

ギャップ萌えというやつですね。ずっと険しい顔をしていたえなの優しい顔を初めて拝めます。藤代に対しては完全に女性としての顔になっていましたし。

好きであることが分かってから藤代に積極的にアプローチし始め、最終的には自らセ〇クスしようと誘っているので、本当にえななのか心配になってきますね。

なお、7巻の単行本(電子書籍)限定特典は、平和な世界で暮す高校生・藤代が通う高校にさやかが転校してきて、2人がIFの世界でエッチする短編物語です。

久々のキャラクターたちも何人か登場し、監獄編が懐かしく感じました。そして残り1巻でデスラバは完結。藤代たちの行く末を見守りたいと思います。

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