漫画『十字架のろくにん』103話のネタバレと筆者の感想をまとめたページです。その他の記事は『十字架のろくにんまとめ』から閲覧できます。
103話 前回おさらい
漆間と川奈を尾行していた人物は、川奈の兄と判明。名前は川奈大成。川奈自身の下の名前も美々ということが分かりました。大成は妹に彼氏ができたと勘違いしており、美々はこれを慌てながら否定し兄を帰らせます。
その後、ステーキハウスに連れて来られた漆間は、通された部屋で待っていた北見に誕生日おめでとうと祝ってもらいます。もちろん記憶喪失の漆間は自分の誕生日を知らず北見と川奈も知りません。北見は今日でいいじゃんと言って、3人の間に家族同然の関係が築かれていることが見て取れます。
103話 本編ネタバレ
正夢?を見る千鶴
千鶴が眠っているとスマホに着信があり、相手は漆間。そして部屋の扉を開けて現れた漆間が全て思い出したと言い、なぜかそのまま千鶴のことが好きだと告白するものの、これは千鶴の夢でした。
しかし夢と同じように漆間から電話がかかってきて、千鶴は告白されるのではないかとドキドキしています。もちろん告白ではなく、至極京とは誰か知っている?という内容です。知らないと答える千鶴ですが、漆間をとある場所に連れて行きます。
全てを思い出す漆間
漆間が千鶴に連れられてやってきたのは、かつて漆間自身が住んでいた自宅。今は完全に焼け落ちており、立入禁止状態です。学生時代のことも話してもらいますが、なかなか記憶は戻らない様子。
そんな中、隣の小屋が気になった漆間は、小屋の中に入り北山部隊の隊員であったかつての祖父の写真を目にします。そこですべてを思い出した漆間です。つづく——。
103話 感想レビュー
ようやく漆間が記憶を取り戻し、京への復讐に動き出してくれることに期待できます。幼少期の頃、いじめグループに復讐を決めた小屋ですべてが始まったことを考えると、小屋で記憶を取り戻すのは必然だったのかもしれません。
どうして記憶喪失になったのかは今後明かされるとして、記憶を取り戻したことで北見たちへのの接し方も気になるところです。相変わらず千鶴の評価が酷いですが、ここまで来ると彼女が可哀想な気もします。