漫画『十字架のろくにん』104話のネタバレと筆者の感想をまとめたページです。その他の記事は『十字架のろくにんまとめ』から閲覧できます。
104話 前回おさらい
全てを思い出し告白までする漆間ですが、それは千鶴の夢でした。しかし夢と同じように漆間から着信があり告白されるのではないかとドキドキする千鶴。内容は至極京を知っているか?というもので、告白ではなく……。
千鶴は知らないと答えるものの、漆間をかつて住んでいた彼の自宅へと連れて行きました。焼け落ちた自宅を前にしても記憶を取り戻せない漆間は、近くにあった蔵が気になり中に入ったところで全てを思い出します。
104話 本編ネタバレ
北見医院にて
記憶を取り戻した影響か、意識を失ったらしい漆間が次に目を覚ましたのは北見医院でした。起きて北見と川奈に全てを話し、至極京の危険性を認識させます。ただ、どうして記憶喪失になったのかは思い出せないそうです。
漆間は私怨だからと2人の協力を断るものの、北見と川奈は自分たちはジュージカであり家族だから一緒に背負うと言います。11月8日が本当の誕生日と口にする漆間。しかしこれからは9月23日にすると付け加えます。
総本部にて
場面は革命倶楽部総本部。広い一室で会員の1人の男が、椅子の上に立ち首に縄を巻いています。目の前の椅子に座る京に対し、どうしたら京ちゃんを退屈させないか考え、自分が死ぬことで満足させる結論に至ったみたいです。
男は自分で支えとなっていた椅子をどけ、首を吊って死にます。当の京は「つまんな」と無表情。そこに見覚えのある会員たちが現れ、漆間の写真を京に見せました。写真を見た京は不敵な笑みを浮かべます。つづく——。
104話 感想レビュー
漆間が今後9月23日を誕生日にすると言った日付は北見たちの表情を見る限り、まだ漆間が記憶を取り戻していなかった当時にステーキハウスで祝ってもらったあの日を指している感じです。
そして学生時代と変わらず、やっぱり大人になってもとんでもないことをしている京。全く改心していなくて一安心です。安堂と百木に加えて新たに配下を3人増やしており、計5人が幹部のような立ち位置にいると思われます。