漫画『十字架のろくにん』106話のネタバレと筆者の感想をまとめたページです。その他の記事は『十字架のろくにんまとめ』から閲覧できます。
106話 前回おさらい
漆間家の墓参りにやってきた漆間は、住職から一通の手紙を受け取りました。差出人は漆間の祖父からで、中身は今もなお復讐が続いているのであれば蔵に埋めて封じたものを掘り返してほしいというもの。
記憶を取り戻すきっかけとなった蔵を再び訪れ、床の一部が変色している部分をハンマーで叩き割る漆間。出てきた木箱の中には、祖父が北山部隊に所属していたときにお守りとして持っていたナイフが入っていました。
それから北見医院に戻ってきた漆間は復讐する最初の相手を安堂にすると、北見と川奈に話します。
106話 本編ネタバレ
安西の妻
漆間に殺害された刑事の安西全一は既婚者だったことが判明、妻の安西瑞紀が登場します。夫と同じく刑事をしており、警視庁きっての敏腕刑事らしく表彰されています。
部長に後進の育成のためそろそろ管理職になったらどうかと勧められるものの、瑞紀は泥臭く生きる方が性に合っていると言い断ります。現場に赴いて事件を追うことが生きがいのようです。
また、夫の全一とは6年前2人で旅行しようと約束していたみたいですが、漆間の事件に関わったことでそれも叶わず。漆間に対する気持ちに整理が付いておらず、彼に会ったら殺してしまうかもと口にしています。
太田も登場
警視庁にいた瑞紀の元に「十字架さん」が流行っているという情報を持った太田が登場。
5年前はショートヘアでしたが、今はロングヘアとなりポニーテールです。表情も5年前に比べて明るくなっています。そして十字架さんについて調べ始めるみたいです。つづく——。
106話 感想レビュー
106話のタイトルを目にしたときはどうして安西の名前が出ているのだろうと不思議に思っていました。間違いなく漆間によって絞殺されたはずなのにと……そしたらまさかの既婚者、妻がいたとは驚きです。
全一が登場した当初は彼自身に強キャラ感が出ていて(今となっては読者の間で無能の烙印を押されていますが)、瑞紀も同様に強キャラ感が溢れ出ています。今度こそは京を追い詰めてほしいところです。
そして5年後の太田も登場。少しでも革命倶楽部の闇を掴めていると良いのですが、これまでの出来事からあまり期待できません。頑張れ太田!!!5年もあったんだから何も進展がなかったら幻滅ですよ。