漫画『十字架のろくにん』108話のネタバレと筆者の感想をまとめたページです。その他の記事は『十字架のろくにんまとめ』から閲覧できます。
108話 前回おさらい
北見は幼少期の頃から悪を倒し人々を助けるヒーローに憧れていました。そのため、自分もヒーローになるべく理想のヒーロー像を追い求めて人の命を救う医師の道に進みます。しかし何かが違うと違和感を覚える北見。
人の命を奪う行為も他の人を救えるヒーローであることに気付くも、まだしっくりこない様子です。漆間が記憶を取り戻し復讐心に燃えている姿を見て、ようやく理想のヒーロー像に辿り着きました。
108話 本編ネタバレ
革命倶楽部のセミナー
安堂の情報がネット上に全く出てこないことから、北見の提案で漆間は川奈と共に革命倶楽部のセミナーに参加。千鶴と愛美のバイト先の店長を彷彿とさせる見た目の講師が自己革命について語っています。
参加している人たちに何度も「自己革命したいか~!?」と問い、それに大きな声で返答する参加者たちです。こういうことに慣れていない漆間は眠っていますが、隣に座る川奈にど突かれて目を覚まします。漆間は眼鏡を掛けていて、超イケメン。
続いて講師がロールプレイをすると言い出し、2人1組のペアを作るよう参加者たちに指示します。もちろん漆間は一緒にセミナーに参加した川奈と組もうとするものの、別の男に取られてしまい1人に。
鈴山麗央と吉田
部屋の中を見渡し、漆間は自分と同じように机に顔を突っ伏して眠りこけている女性を発見します。そしてその女性を起こしてペアを組みます。女性の名は鈴山麗央(すずやまれお)。漆間と同年齢ぐらいの外見です。漆間は偽名で吉田と名乗り、彼女に軽く自己紹介しました。
そんな中、野球ボールほどのボールを手渡され、講師が説得のみでボールを持っている人からボールを取り戻してくださいと皆に話します。自己革命には環境を変える力が必要らしく、そのためにまずは他人を説得する力が必要とのことです。
漆間は鈴山に「私は丸いものに目がないから譲ってください」と言われ、もっとちゃんと説得してくださいと返します。すると鬼の形相で殺された妹の仇を取りたいと口にする彼女に、並々ならぬものを感じ取りました。
合宿のお知らせの中に
ロールプレイも終わり、元の席に着く漆間。セミナーで安堂に関する情報は得られそうにないと思いきや、関係者から配られた革命倶楽部の合宿パンフレットの集合写真に安堂の姿を確認します。つづく——。
108話 感想レビュー
眼鏡を掛けた漆間がこれまたかっこいい。女性読者からの人気が増々上がりそうな予感しかしません。ここ数話で新キャラも登場してきており、安西の妻に加えて鈴山麗央という女性も登場しました。
殺された妹の仇を打ちたいと、彼女も革命倶楽部の裏の顔を知る被害者のようですが……。この流れからすれば、間違いなく合宿にも参加するはずなので、漆間たちと共に行動する可能性は高いでしょうね。