113話 前回おさらい
合宿3日目の朝。漆間は安堂に接触しようとするものの初日以降姿を見せないため、まだ何があるか分かっていない島の東側に彼がいるのではないかと予想します。しかし厳重すぎるほど島の至る所に監視カメラが取り付けられており思うように動けません。
食堂で朝食を取っているところに川奈と麗央がやってくる中、近くで内山という中年の男が中村に島から出たいと言って揉めていました。夜にこっそり脱出を試みますが、翌日になって無残な姿で発見される内山。彼には肥料になってもらったと中村は涙して語ります。
113話 本編ネタバレ
試練を用意しました
肥料になった内山の近くにはハエが何匹か飛んでいます。中村は涙ぐみながら参加者たちの気を引き締めるため、試練を用意したと言って皆をどこかに連れて行きます。
花岡という女
参加者たちが中村についていく中、花岡自身に焦点が当てられます。彼女は話題の革命倶楽部と絡めば仕事に繋がると思い、今回の合宿に参加したようです。性格には難があり、自分は芸能人だからその辺の一般人とは違うと自分を高く評価。
同じチームのメンバーから心配されて表向きは好印象な受け答えをしますが、本音は彼らの悪口ばかり。特に漆間に対しては色目に全く反応しなかったからと勝手に使えない奴という評価を下しています。
肥料になってもらいます
中村に連れられ、やってきたのは大量の藁が積み重ねられた広場。チームごとに分けられた藁を、坂の上にある焼却場へ日が沈むまでに運ぶことが試練の内容です。達成できなかった場合、そのチームで最も働いていなかった者が肥料にされてしまうみたいです。
胸がキュン♡
早々に試練が開始されるものの、力仕事が苦手な花岡はチームの中で自分が一番働いていないと自覚しています。運び終わるチームが現れる中、漆間チームはまだ途中。花岡はこのままでは自分が殺されると思いつつも体力の限界を感じて体がふらつきます。しかしそこに現れた漆間に支えられ、胸がキュン♡
自己革命に一番近い人物
試練が終わった後、中村は来栖に目覚ましい活躍をした者がいたと嬉しそうに報告します。その者とは、もちろん漆間のことです。先の藁運びで人の数倍の働きをしたらしく、漆間が一番自己革命に近しい人物と評する中村。来栖は一度会ってみたいと口にします。つづく——。