概要
飛高紫苑(ひだかしおん)とは、漫画『サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』に登場するキャラクターです。
五代の直属の上司であり、捜査第五課の課長で超能力者。幼い頃にFBI超能力捜査官:ジョー・マクモニーグルの番組に興味を示し、自身も本物の「超能力捜査官」を志します。
第五課では五代とバディを組み、超能力を使用して事件を解決させるべく彼を過去へ送り込みます。しかし能力者の飛高は過去に行けず直接過去に干渉することもできないため、事件が解決できるかどうかは五代に委ねられます。
プロフィール
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
生年月日 | 1989年 |
職業 | 刑事(警視庁刑事部捜査第五課長) |
階級 | 警視正 |
人物
容姿
整った顔立ちに高身長。金髪のオールバックに、スーツをぴしっと着こなします。つまり、ただのイケメンです。
性格
年相応に余裕のある物言いに、誰に対しても分け隔てなく接する好感の持てる性格の持ち主です。他人の感情を上手くコントロールして利用することに長けていますが、何を考えているのか分からない節があります。
常人には理解しがたいことを口にするときもあり、明らかなサイコパス。シリアルキラーのコレクションや猟奇殺人鬼に興味津々のため、サイコパスであることをより一層深める要素となっています。
シリアルキラーカード
日本人バージョンのシリアルキラーカードは全て自作。1枚1枚店舗で販売されていてもおかしくないクオリティに仕上げられています。
合計で何枚のカードを作成してあるのかは不明ですが、カードの中に五代の家族を殺害した犯人がいるかもしれないと飛高自身は言います。
なお、作中において現状判明しているシリアルキラーカードは以下の通りです。
菊池夜空 | 被害者女性を素手で殴り殺す凶暴性 |
伊崎良信 | 兵庫・乳房切除殺人事件の犯人 |
舞城静華 | 彩門病院 連続ベクロニウム中毒死事件の犯人 |
米澤天~ | 不明 |
小暮~ | 不明 |
末元~ | 不明 |
家族
飛高蒼憲
飛高の父親。警視総監でもあり、本来は存在しない捜査第五課を息子のために作ることのできる地位に就いています。息子にはパパと呼ばれています。
能力
内容
時代を越えた対象者と対象者の精神を入れ替える超能力。例えば五代が初めて入れ替わったときには、被害者の1人である村上ハルカという女子高生の中でした。その間ハルカの精神は五代の中に入り、まさに私たち入れ替わってる~!!状態です。
入れ替わるとその入れ替わった人物の肉体と健康状態を引き継ぐため、五代はハルカの体を上手く動かすことのできない場面がありました。入れ替わった状態のまま死ぬと入れ替わった肉体で死ぬことになり、元の体へ戻ることができません。
能力者の飛高自身が入れ替わることもできないらしく、殺人犯といった強靭な殺意を持つ精神に付け入る隙のない相手の中へ送り込むことも不可能。送り込む相手も選べないため、決して万能な能力ではないようです。
発動条件
対象者の額に手で拳銃を向けるポーズを取り、「バン☆」と口にすることで対象者を過去に送り込みます。額に向けてポーズを取ることから人間の頭脳に作用する能力と考えられ、「バン☆」と口にするのは頭脳に何かしらの刺激を与えるためだと推察されます。
目的
本物の超能力捜査官になることを口にしているものの、これは目的ではなく目標と表現するほうが正しいです。
目的はまた別にあると考えられ、飛高は猟奇殺人鬼のことを深く理解しようとしています。そのため、その先に見据える目的があると読み取れますが、今のところその目的が何かは明かされていません。