【すずめの戸締まり】芹澤朋也の声優や大学まとめ

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芹澤朋也の人物像

項目プロフィール詳細
読み方せりざわともや
生年月日非公開
性別男性
年齢推定21~22歳(大学4年生)
身長推定180cm
大学立教大学教育学部
声優神木隆之介

概要

芹澤朋也は映画『すずめの戸締まり』に登場するキャラクター。草太の友人で、共に教員を目指す大学4年生です。草太が家業で大変な状況を理解しているみたいですが、彼が閉じ師であることは知らない模様。

また、2万円を草太に貸しているらしく、知り合って間もない鈴芽を実家に連れて行くついでにいなくなった草太から2万円を返してもらおうと、も一緒に愛用の赤いスポーツカーに乗せて東京都から宮城県に向かいました。

愛用のスポーツカーは中古であるが故に屋根が中途半端にしか閉まりませんが、思わぬハプニングに見舞われたことによって正常な状態に戻ります。

容姿

目にかかるぐらいの長さをした茶髪に、まるぶちメガネ。左右で異なるピアスを開けており、赤のシャツと黒のジャケットを身に着けています。鍛えているのか体つきは良いほう。いわゆる細マッチョに該当します。

性格

一言で表すならば、チャラ男。とはいえ乱暴な言葉遣いに対し、友達思いな一面があったり知り合って間もない鈴芽に詳しいことを聞かず宮城県にまで連れて行ってくれたりと、実は滅茶苦茶良い奴です。煙草をその辺の道端にポイ捨てするようなこともなく、教員になれば生徒から人気が出そうな性格をしています。

芹澤朋也の声優

神木隆之介。前々作『君の名は。』と前作『天気の子』にて立花瀧のCVを担当し、新海誠作品には3連続の出演となります。

芹澤朋也の行動

草太のアパート

初登場は草太のアパート。昨日の教員試験に姿を見せなかったから気になって来たと言い、草太に対する不満を鈴芽に漏らします。

ムカつくから二度と顔を見せるなと伝えるよう鈴芽に言っておきながら2万円を貸しているという理由をネタに、なんだかんだ草太に会うための口実を作っているのが見え見え。鈴芽が草太の従姉妹と言ったことについても嘘だと分かっている様子です。

愛用のスポーツカー

草太のことが心配な芹澤は、愛用のスポーツカーに鈴芽と環、ダイジンを乗せて茨城県に向かいます。途中の道の駅からはサダイジンも加わりますが、サダイジンが人語を話したことに気を取られ前方から来ているトラックに気付くのが遅れました。

咄嗟の判断でトラックとの衝突は避けられたものの、土手に落ちてしまいます。さらに衝撃により屋根の開閉が正常な状態に戻るも、エアバッグが作動し運転席側のドアも丸ごと外れる結果に。

目的地までまだ20kmもあったため鈴芽と環は自転車で先に行き、芹澤自身はロードサービスでスポーツカーを引き上げてもらい、外れたドアをガムテープでくっつけて後から追いつきます。

貸した2万円の真実

物語の最後、実は芹澤が草太に2万円を貸していたのではなく、草太が芹澤に2万円を貸していたことが明かされます。しかし、映画版と小説版では明かされ方が異なります。

映画版

映画版では鈴芽が電車に乗る草太を見送ろうとしている中、芹澤は2人に聞こえないよう愛車のスポーツカーにもたれかかりながら、環に自分が草太から2万円を借りていることをさらっと口にします。

返せとも言われていないことから、きっと草太自身も貸していることを忘れているだろうと考えており、思い出さないよう草太には言わないでくれと付け加えます。

小説版

小説版ではミミズを封じて常世から現世に戻った際、芹澤がいることに複雑な表情を浮かべた草太に対して鈴芽が「草太さんに貸した2万円を取り返しに来たんだって」と教えます。

鈴芽の言葉を聞いた草太は「俺が借りたんじゃなくて——俺が貸してるんだよ、芹澤に」と発言し、芹澤が嘘を言っていたことが発覚しました。時系列ではこの後に草太を電車で見送る展開となるため、小説版のほうが映画版より前に2万円の真実が語られます。

草太との関係

芹澤が異性の鈴芽に全くと言って良いほど興味を示しておらず常に草太のことを心配していることから、彼は草太に恋をしている、もしくは両想いなのではないかと噂されています(性癖ダダ漏れの新海誠監督の作品ということもあり、より現実味を帯びている)。

2人の関係を繋いでいるのが2万円のみであることや草太が戻ってきてもまた家業の関係で離れていってしまう展開になったため、きっと草太と2人でいたいと思っている芹澤の思いが叶わない切ないBL展開を連想させます。

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